全国のお店めぐり

店舗編
開店から約1年、着実に地域へ根付き始めている八幡浜店
愛媛県 八幡浜店

Feature
特徴

宅配クック123八幡浜店を運営する農ぷらす愛媛株式会社は、みかんどころである八幡浜市で柑橘類を取り扱う事業を展開しているということもあり、全国の高齢者にお弁当と柑橘をマッチさせた取り組みができないかと考えたことがきっかけで、2022年9月にオープンされました。

愛媛県では2店舗目の運営となり、「安心で安全な【食】が毎日の生活を支えている」という「当たり前」を届け続けることを忘れずに、店長を含め4人のスタッフで日々お弁当をお届けされています。
八幡浜市は山と海に囲まれている自然豊かな地域ですが、車がないと移動が不便な地域でもあり、買い物のできるお店が近隣にないところに住まわれている方も少なくないそうです。
そういった方々を中心に、地域の高齢者の食生活を支えていらっしゃいます。

宅配クック123 八幡浜店

お弁当と共に1分間サービスを

宅配クック123八幡浜店は、「当たり前のことを当たり前にやる」ということを心がけておられます。
お弁当を配達する時は変わった様子はないか、しっかりとお客様の表情を確認して両手でお弁当をお渡しすることや、「1分間サービス」としてお困りのことがあればできる限りお応えするなど、真摯に取り組まれています。その際、些細な事でもお客様にいつもと変わった様子を見つけたら、担当のケアマネジャーやご家族などの緊急連絡先への連絡を心がけ、スタッフ間での共有も徹底して行っておられます。
以前、お弁当を配達した際にお客様が不在だったことから遠方に住むご家族の方に連絡した時には「配達を頼んでいて良かった」と感謝の言葉をいただいたそうです。スタッフが方向性を一定にできるように、お客様からいただいた感謝の言葉や情報を共有するミーティングも実施されており、少数精鋭で日々活動されています。

お弁当の配達をしていると、「毎日遠いところまで配達に来てくれてありがとう!」と言っていただくことが多く、市街地から遠いところに住んでいるからこそ、お食事に困りごとがあるのではないかと感じるそうです。そういった高齢者のために、民生委員の方と連携して地元の高齢者を集めた宅配クック123の取り組みの説明会や、試食会も実施されておられます。今後は配達が出来ない地域をできるだけ少なくしてより多くの方にお弁当を届けたいと考えており、現在は月に5,000食のお弁当をお届けすることを目標とされています。

宅配クック123 八幡浜店
オーナーからのメッセージ
オープンして1年が経過し、少しずつですが認知が広がっているように感じます。
遠方の配達できていないエリアもできるだけ少なくして、最終的には全域配達ができる体制を整えていきたいと考えております。地元の高齢者に寄り添っていき、頼られる存在になるようなお店作りをしていきたいと思います。