- 店舗編
- お食事と共に温かい気持ちを配達する
中津・豊前店
Feature
特徴
宅配クック123中津・豊前店の久保オーナーは20年ほど前から事業所や工場などにお弁当の配達をする事業をおこなっており、現在では大分県中津市で「株式会社ハッピーフード」の運営をされています。事業を運営する中で、地元のご高齢者の方から自宅までお弁当を配達してほしいというお声をいただいたことや、久保オーナー自身も仕事を通して何か社会貢献をしたいという想いから、2021年2月に宅配クック123中津・豊前店をオープンしました。
現在は6人のスタッフで6つの市町に配達をされており、配達が終了した時点で異変がなかったかを毎回店長へ報告するなどの連絡を密におこないながら、月150名を超えるお客様にお弁当をお届けしています。今後はお食事に悩むご高齢者のために1食でも多くお弁当のお届けをしたいと考えており、2023年末までには月5,000食をお届けすることを目標にして日々活動をされています。
地域に根付く「中津・豊前店」
宅配クック123中津・豊前店は2023年2月で2周年を迎えました。配達エリアには住宅街だけではなく自然が豊かなところもあり、中には耶馬渓など山に囲まれた場所に住んでいる方もいらっしゃるそうで、雪や台風などの天候には特に気をつけて配達をされているそうです。注意が必要な道などの危険箇所や、お客様の特徴などのスタッフ間の共有を心掛けており、体調の変化だけではなく何か感じたことなど些細なことでもケアマネジャー様やご家族の方へ連絡できるようにしておられます。また、お客様にお食事を楽しんでもらいたいという想いから、普段は普通食をご利用していないお客様にもご馳走の日のお食事を選んでいただけるような声掛けも実施されています。
お客様へお食事を持って行った際に「独り暮らしで話す相手があんたしかおらんわ」とお客様に声を掛けていただいたり、お食事の好き嫌いが多かったお客様のご家族の方から「宅配クック123のお弁当を食べてから好き嫌いが少なくなった気がします」と言っていただけたりするそうで、お食事を通してお客様とのかけがえのない関係やお食事の大切さを実感し、毎日自信を持ってお客様に会いに行っているそうです。
日頃から店舗のポップやチラシの作成、市役所で行われる食の自立支援事業に関する話し合いに参加するなど、お客様に満足していただけるように地域との連携も積極的におこなっており、どのお客様にとっても、かけがえのない存在となれるようなお店を目指されています。
- オーナーからのメッセージ
- 事業所や工場などの弁当を届ける事業を始めて20年になります。そんな中、高齢者の方より自宅に配達してもらえないかの注文もあり、2年前に宅配クック123に参入しました。89歳の母も週5回利用しています。お客様を父や母だと思ってスタッフのみんなと協力して事業を発展させたいと思います。