ふるさと味めぐり

郷土編
日本有数の地下水に恵まれた「森と水の都」
熊本県 熊本市

熊本市は熊本県のほぼ中央に位置し、九州の主要都市として発展しているまちです。人口約74万人を擁し、豊かな自然と歴史が調和する都市として知られています。市の象徴である熊本城は、日本三名城の1つに数えられ、加藤清正公によって築かれた壮麗な石垣や復元された天守が訪れる人々を魅了します。市内には水前寺成趣園の美しい庭園や、開湯130年の歴史を誇る植木温泉など、歴史と文化を感じられるスポットが点在しています。さらに、阿蘇や天草への玄関口として自然を満喫できる立地にあり、雄大な阿蘇の火山景観や天草の海の絶景も楽しめます。食文化も豊かで、馬刺しや辛子蓮根、熊本ラーメンなどが名物です。春の桜や秋の紅葉、火の国まつりや熊本城マラソンなど四季折々のイベントが彩りを添え、訪れる人々に多彩な魅力を提供しています。

Point
ポイント

熊本の歴史と自然が息づく名庭
「水前寺成趣園」
出水神社の境内地にあり、国の名勝・史跡に指定されている回遊式庭園。阿蘇の伏流水が静かに湧き出る園内には、能楽殿や大正元年(1912年)に京都御所内から移築された古今伝授の間もあり、池を中心に築山、松などを眺めながら優雅に散策ができます。また、3月下旬~4月上旬頃にかけては、散策路に沿って咲く桜が満開になり、多くの花見客で賑わいます。
水前寺成趣園
日本五大稲荷の1つ
「高橋稲荷神社」
全国的に商売の神様として知られており、毎年2月の初午はつうまの日に行われる初午大祭には、商売繁盛や五穀豊穣を願う大勢の参拝者が訪れます。数回に分けて行われる「福餅まき」では、高い石垣の上からまかれる紅白の福餅を拾おうと人々が詰めかけ、盛り上がります。
高橋稲荷神社
熊本県で5番目に移り住んだ家
「夏目漱石内坪井旧居」
4年3か月の熊本滞在期間中に6回転居しており、最も長い1年8か月を暮らしたのがこの家です。当時、新婚だった鏡子きょうこ夫人と暮らし、長女筆子ふでこが誕生した夏目家にとっての思い出の家。後に、鏡子夫人が「熊本で住んだ家の中で1番良かった」と語ったといわれています。
夏目漱石内坪井旧居
1日の湧水量は約40万t
「江津湖」
上江津湖と下江津湖からなる湖で、湖水面積は約50ha。年間を通じて水温の変化がほとんどないため、多くの動物、植物が生息しており、貴重な自然の宝庫となっています。また、付近には動植物園、ボート乗り場などがあり、市民の憩いの場としても人気です。
江津湖
熊本の資源を生かした灯りの祭典
「熊本暮らし人まつり みずあかり」
秋の夜、熊本城周辺に約5万4千個のろうそくが灯る幻想的な祭り。熊本城のお堀を流れる坪井川に浮かぶ約5千個の「浮き灯籠」と、熊本の名水を注ぎ、和ろうそくを立て、阿蘇のご神火を灯した「竹ぼんぼり」などの見どころが満載です。
熊本暮らし人まつり みずあかり