- 郷土編
- 東北地方の中心地であり多くの歴史舞台にもなった杜の都
宮城県 仙台市
仙台市は宮城県のほぼ中央に位置し、東北地方の中心都市として発展しているまちです。109万人の人口を有する東北地方で唯一の政令指定都市でありながら、市内中心を流れる広瀬川や四季の移ろいを感じられるケヤキ並木などの自然もあり、大都市と自然が調和した「杜の都」として知られています。伊達政宗公が城下町として築いた仙台市には、開湯1500年の歴史を誇る秋保温泉や、絢爛豪華な装飾が施された瑞鳳殿、伊達政宗公騎馬像がある仙台城跡などがあり、数々の歴史あるスポットから街の歴史を感じることができます。また、牛タンやずんだ、笹かまぼこや海鮮料理などこの地に根付いた豊富な食文化や、桜の名所や紅葉はもちろん、仙台市青葉まつり、仙台光のページェントなど季節を感じられるイベントもあり、訪れる人々を魅了しています。
Point
ポイント
- 東北三大祭りの1つ
「仙台七夕まつり」 - 伊達政宗公の時代から現代に継承されており、現在は毎年8月6日~8月8日にかけて行われているお祭りです。豪華絢爛な笹飾りは、開催の数か月前から各商店の手作りで準備され、当日の朝に一斉飾り付けが行われ、仙台市内を色鮮やかに彩ります。県外からも七夕まつり目当てに多くの観光客が訪れます。

- 昭和27年に国宝指定された
「大崎八幡宮」 - 伊達政宗公によって創建され、長床が国の重要文化財に、石鳥居が県の重要文化財に指定されています。毎年9月には例大祭が行われ、400年の伝統を誇る流鏑馬神事が行われたり、伊達家ゆかりの能神楽や大神輿を見ることができたりもします。

- 日本の滝100選にも選ばれている
「秋保大滝」 - 幅6m、落差55mとその全長は非常に雄大なもので、滝から水が叩き落ちる様子は豪快です。春には新緑が生い茂り、秋には紅葉やイチョウの大木が色づき、様々な景色を楽しむことができます。

- 仙台の台所
「仙台朝市」 - 戦後仙台駅前に並んだ露店、通称「青空市場」が起源とされる仙台朝市。現在も新鮮な海産物や野菜、果物などを取りそろえた70ほどの店舗が立ち並び、地元の人はもちろん、観光客にも親しまれています。

- 高さ100メートルの巨大な
「仙台大観音」 - 仙台市制100周年を記念して建立されたもので、観音像としては日本一、仏像としては牛久大仏に次ぐ2番目の大きさです。胎内は12層に分かれており、108体の仏像や12神将が安置されています。最上階に登れば展望窓から仙台市内が一望できます。
