ふるさと味めぐり

郷土編
都心へのアクセスが良好でありながら 緑道や公園なども充実した街
埼玉県 さいたま市南区

埼玉県さいたま市は、平成13年に浦和市・大宮市・与野市の3市が合併して誕生した市です。平成15年には、旧浦和市域に桜区・浦和区・南区・緑区を、旧大宮市域に西区・北区・大宮区・見沼区を、旧与野市域に中央区を設置し、全国で13番目の政令指定都市となりました。平成17年には、岩槻市を編入して岩槻区を設置し、現在の構成になっています。中でも南区は、交通の利便性が高く都心へのアクセスも良いことから10区の中で最も人口が多く増加し続けており、若い世代の割合が高い地域です。また、浦和はうなぎの蒲焼の発祥地と言われており、現在でも江戸時代以来の手しごとの伝統的技術を継承する店舗が集まっています。南区の魅力は「南区魅力発見かるた」としてオリジナルで制作され、学校の教材やイベントなどでも活用されており、住みたくなる・住み続けたくなるような魅力を発信し続けています。

Point
ポイント

2027年に開園100周年を迎える
「別所沼公園」
公園の名前にもなっている別所沼は、およそ100万年前に大宮台地からの湧水などが低地にたまってできたと考えられています。沼の周囲には中国原産のメタセコイアの巨木や、メキシコ原産のラクウショウが茂り、緑豊かな異国情緒たっぷり。その間を抜けるように散歩やジョギングができ、春は桜、梅雨には紫陽花、秋には紅葉の見物で賑わいます。
別所沼公園
樹齢440 年のカヤの木がある
「文蔵神明社」
タギリヒメノミコト、タギツヒメノミコト、サヨリビメノミコトの三女神を祀っており、五穀豊穣、家運隆昌、交通安全などを祈る崇敬心より祭祀されています。境内には、稲荷神社、白山神社、御嶽神社、不動尊、大山阿夫理標石などがあります。
文蔵神明社
毎年夏に行われる南区の風物詩
「浦和よさこい」
南浦和駅東口・南大通りで開催される浦和よさこいは、威勢の良い華やかなよさこい踊りが披露されるだけではなく、音楽パレードや子ども神輿、うまいものパークで地元の美味しいグルメなどが楽しめるお祭りです。
浦和よさこい
180本の桜並木を歩く
「西南さくら祭り」
別所沼公園とJR武蔵浦和駅をつなぐ約2kmの「花と緑の散歩道」を会場に、毎年桜の咲く季節に開催されるお祭り。お囃子や和太鼓が披露されるほか、模擬店やフリーマーケット、ミニSLなど子どもから大人まで楽しめるイベントです。
西南さくら祭り
水道局に併設された親水公園
「水といこいの広場」
小さな子どもが安心して水と親しむことができるスポットとして、夏季にはジャブジャブ池が開放されています。ジャブジャブ池のまわりは歩けるようになっていて、東屋があり、ちょっとした日本庭園風になっています。
水といこいの広場