- 郷土編
- 豊かな自然に加えて文化や産業も充実している
大分県 大分市
瀬戸内海を望み緑豊かな山々と青い海や川に恵まれており、市域の約半分を森林が占めるなど、豊かな自然に恵まれている大分市。鉄鋼、石油化学、銅の精錬など重化学工業を中心に、近年ではIT関連企業が進出するなど、豊かな暮らしを支える産業が集積しています。また、ボランティア活動や西洋音楽、西洋医療など南蛮文化発祥の地といわれており、今でもさまざまな取り組みが積極的に行われているまちです。大分七夕まつりやななせの火群まつり、大野川合戦まつりなど活気あふれるお祭りも行われており、地域の伝統や歴史が伝えられています。自然動物園や水族館などの豊かな自然に囲まれた観光地をはじめ、関あじ・関さば、大分ふぐ、とり天、豊後牛などの海の幸や山の幸、にら豚やりゅうきゅうなどの地元のグルメなど、訪れる人を魅了しています。
Point
ポイント
- 春には約700本の八重桜が咲き誇る
「一心寺」 - 昭和38年に建立された寺で、境内には全長20mに及ぶ日本一大きな不動明王像や全長17mの薬師観音像があるほか、西日本でも随一の八重桜(ぼたん桜)の名所として知られています。上から見下ろしたら桜の雲海、谷底から吹き上げる風で巻き上がる桜吹雪は桜の竜巻、足下に広がる花びらの様子は桜の絨毯とされ、多くの人がこの景色を求めて訪れます。

- 野生のニホンザルを間近で観察できる
「高崎山自然動物園」 - 動物園のサル山とは違い野生のサルに餌付けしているため、餌やりの時間になると、どこからともなく多くのサルが寄せ場へ集まってきます。スタッフがニホンザルの生態や、習性、出来事などの説明を常時行っており、高崎山のサルたちの生活を観察することができます。

- 自然豊かな景観を活かした
「佐野植物公園」 - 園内の観賞温室では、1年を通じて熱帯や亜熱帯の植物や花々が咲き誇ります。また、公園に隣接する佐野清掃センターでゴミ焼却の際に発生する余熱は「ぽかぽか池(足湯)」や温室の暖房にエコ利用され、冬でも快適に楽しむことができるスポットです。

- 生き物との距離が近い
「大分マリーンパレス水族館『うみたまご』」 - 水量1,250tの大回遊水槽には、サメやエイなど迫力満点の大型魚をはじめ、90種1,500尾の魚たちが暮らしています。館内の屋外施設「あそびーち」のエリアでは、プールでイルカが自由に泳ぎ回ったり、オットセイやペンギンが陸地を散歩したりする姿が見られます。

- 杉の木に囲まれた厳かな神社
「柞原八幡宮」 - 平安初期の天長4年(827年)を創建の起源とし、古来より、宇佐神宮の分霊地として国司・武家などから崇敬された由緒ある神社です。門の横には国指定天然記念物の樹齢3000年余りのクスの巨木、他に樹齢約400年のホルトの木もあります。
