ふるさと味めぐり

郷土編
富士山の湧水に恵まれた自然豊かな名水の町
静岡県 清水町

清水町は、静岡県東部の沼津と三島の間に位置しており、自然が美しい町です。
町内には湧水量日本一の柿田川湧水群があり、富士山の雪解け水が湧き出てくる「湧き間」や、ホタル・鮎などを見ることができたり、南に狩野川・西に黄瀬川が流れているため清流を眺めることができたりと、自然を存分に感じることができます。県内で最も小さな町ですが、暮らしに必要なものがぎゅっと詰まっており、その暮らしやすさから人口密度は県内一です。 幻の古代米といわれる「緑米」や、伊豆天城産わさびと柿田川の名水を使用して製造した「わさび漬」、富士山から百年の歳月をかけて姿を現すといわれている湧き水の「柿田川富士山百年水」など、食を通して大地の恵みを感じることもでき、静岡県内の他の地域から清水町に転入してくる人も多くいるほど魅力に溢れた地域です。

Point
ポイント

日本三大清流・柿田川の湧き水を感じる
「柿田川公園」
柿田川は国指定天然記念物に指定された清流で、「日本名水百選」などにも選ばれています。柿田川に隣接した柿田川公園内の第1・第2展望台からは、青く透き通った美しい水が湧き出る「湧き間」を見ることができたり、湧水広場では実際に水に足を入れて湧き水の冷たさを体験することができたり、湧き水を存分に感じることができます。
柿田川公園
標高76mの
「本城山」
町民の憩いの場「本城山公園」として親しまれており、公園には遊歩道や東屋などが設けられています。山頂展望台からは富士山をはじめ、春には桜、秋には紅葉を楽しむことができます。
本城山
対面石八幡神社と呼称される
「八幡神社」
八幡神社は、源頼朝公が平家追討の時に奥州からかけつけた義経公と涙ながらに対面し、平家打倒を誓い合ったといわれている場所です。今も兄弟が対面した記念に植えたと伝えられる「ねじり柿」2本と共に、対面した時に腰掛けたと伝えられている「対面石」があります。
八幡神社
歴史と自然が感じられる
「丸池」
丸池の歴史は古く、戦国時代にこの地を治めていた戦国大名・後北条氏が発給した朱印状に丸池の建設に関する記述が記されています。カワセミが飛来したり、水面に移る逆さ富士や春には桜と富士山のコラボレーションを見られたりするため、多くの人が訪れます。
丸池
世界初!幼魚に着目した
「幼魚水族館」
2022年にオープンした幼魚水族館には、65の水槽に、海水魚や淡水魚の幼魚、カニやエビ類の幼生など100種類以上が展示されています。水族館の特徴から生き物の入れ替えも多く行われるため、何度訪れても楽しめる場所です。
幼魚水族館