ふるさと味めぐり

郷土編
富士山からの栄養豊富な水源と緑に育まれ産業も発展してきた街
富士市

富士市は静岡県の東部に位置し、北には日本一高い富士山、南には海抜0メートルの日本一深い駿河湾があり、気候は温暖で豊富な緑と地下水に恵まれている地域です。豊富な湧水などを活用した紙産業をはじめとした工業が発展し、特にトイレットペーパーやティッシュペーパーなどは国内屈指のシェアを誇っています。また、農業、林業、漁業など各種の産業が盛んで、お茶や田子の浦しらす、富士梨、キウイフルーツ、ご当地B級グルメのつけナポリタンなどの食べ物も有名です。
富士市が目指す50年後の“まち”として「いただきへの、はじまり 富士市」というブランドメッセージを掲げています。市民が誇りを持って住み続け、市内外に積極的に富士市の魅力を語れる状態になり、「魅力あふれるまち」として、暮らしたり、働いたり、訪れたりしたくなるまちになっていくことを目指しています。

Point
ポイント

毎年大盛況!
四大まつり
富士市では、毎年多くの屋台が出店され市内外からの来場者で大盛況になるお祭りがあります。パフォーマンスや花火大会が実施される「富士まつり」、日本三大だるま市のひとつ「毘沙門天大祭」、21台の山車の引き回しや各神社の神輿が練り歩く「吉原祇園祭」、大正15年に町の発展を願った住民が出雲大社に参拝し分霊をいただいて甲子神社を建立したのが始まりの「甲子(きのえね)祭・甲子秋まつり」の4つをあわせて四大祭りと呼ばれています。
しらす特産品の産地
「田子の浦」
富士市の駿河湾沿岸で北に富士山を望み、海岸には「ふじのくに田子の浦みなと公園」が整備されています。「田子の浦漁協食堂」では生しらす丼などを提供しており、6月には「しらす街道フェア」、10月に「しらす祭り」などのイベントも開催されます。
一年中鮮やかな景観を見せてくれる
「岩本山公園」
標高193mの岩本山の山頂を公園として整備し、芝生広場や樹木園、展望施設などを備えています。特に早春には約300本の梅が咲く「富士山と梅」の絶好の撮影ポイントや、富士市街から清水港まで美しい夜景が見られる絶景ポイントとしても有名です。
茶畑の名所
「大淵笹場」
富士山と茶畑を撮影できる絶景スポットです。数少ない電線の入らない茶園越しの富士山を撮るために、毎年5月のお茶の季節になると全国各地から多くのカメラマンが撮影に訪れます。
全長約42キロメートルの
「富士山登山ルート3776」
富士市が設定した海抜0メートルから富士山頂(標高3776メートル)を目指す全長約42キロメートルの新たな登山ルートです。あらゆる視点からの富士山や、富士登山の歴史、自然により形成された観光資源や産業資源などを味わうことができます。