ふるさと味めぐり

郷土編
ご馳走の日のお食事「純和赤鶏の山葡萄ブラウンソース弁当」素材の故郷、岩手県洋野町
洋野町

自然が豊かで山林が面積の約7割を占めている洋野町は、平成18年1月1日、岩手県の旧種市町と旧大野村が合併し誕生しました。岩手県の北東部に位置しており、北は青森県、東は太平洋に面しています。海に面した種市地区は、世界的に有名な昔ながらのヘルメット式潜水“南部もぐり”発祥の地です。また、大野地区で生まれた木工製品は、洋野町の山里文化を代表する特産品で高い評価を得ています。

Point
ポイント

日本最大のロングトレイル
トレイルとは森林や原野、里山などにある「歩くための道」のことです。青森県八戸市から福島県相馬市をつなぐ全長900kmに及ぶ日本最大のロングトレイルは、「みちのく潮風トレイル」と名付けられており、海の景観をダイナミックに感じるスポットの豊富さが魅力的です。洋野町は沿岸全域がトレイルルートになっており、初心者でも歩きやすいような穏やかなルートになっています。現地を歩くことで、風景や自然の癒し、暮らしの文化などを体感することができます。
海産物が豊富な洋野町
岩手県のウニの水揚げ量は北海道に続いて全国2位で、岩手県の中でも洋野町種市は本州一のウニの産地と言われています。また、ウニだけではなくアワビも獲れるため、ウニとアワビの共煮とも呼ばれる「いちご煮」という郷土料理があり、結婚式などの料理やおもてなし料理として振る舞われています。他にも天然のホヤなども獲ることができ、海産物の宝庫となっています。
美味しい特産物と美しい工芸品
ウニや海藻類などの海の幸だけではなく、特産物のほうれん草を練り込んだ「ほうれん草めん」や、山葡萄から作られたジュースやワインなど、洋野町には美味しい特産物が数多くあります。また、地元の木材を使い一つ一つ手作りした地産地消の工芸品「大野木工」はプレゼントとして購入される方も多く、家庭はもちろん、給食の食器などでも使用されています。