ふるさと味めぐり

郷土編
東京都心に位置する「品川」は江戸時代からの歴史が残る住みやすい街
東京・品川

江戸時代、東海道第一の宿場「品川宿」として栄えた品川。現在品川区内は5つの地区に大きく分けられ、それぞれに特徴があります。品川地区は品川駅周辺や商業地などの「新しさ」の魅力と、旧東海道の街並みや寺社仏閣などの「歴史」の魅力を併せ持っています。大崎地区は新宿・渋谷・臨海という他の副都心と鉄道でつながり、職・住・遊・学の拠点になっています。大井地区は商業施設やホテル、高層マンションなどが立ち、区の中心拠点になっている地区です。荏原地区は商店街や多くの住宅が立ち並び、どの世代も暮らしやすく安全・安心なまちづくりが進んでいます。八潮地区は、計画的に造られた大規模団地があり、団地内には、保育園や学校、高齢者や障害者のための施設も準備されています。このように地区によって特色が異なり、「住む場所」「出かける場所」としての魅力が溢れています。

Point
ポイント

都内屈指の桜の名所
目黒川の桜といえば全国でも有名な桜の名所ですが、品川橋から目黒川の上流に向かって歩くと、長い桜並木を楽しむことができます。桜の季節にはクルーズ船を毎日3~4便出すほど人気のスポットです。他にも、「かむろ坂」は全長約480メートルの桜並木で、品川百景にも選ばれています。
450種の生き物に出会える
「しながわ水族館」
1991年に開業した水族館で、オープンの際はトンネル水槽で一躍脚光を浴びました。ペンギンやアシカのショーだけではなく、環境学習の展示にも力を入れています。
東京七福神として大黒天を祀っている
「品川神社」
都内にパワースポットと呼ばれる場所は数々ありますが、品川神社は「起死回生」や「一発逆転」などで語られることが多い神社です。境内には一粒万倍のご神水もあり、金運アップのご利益もあると言われています。
全長約1.3kmの商店街
「戸越銀座」
戸越銀座は約400店が軒を連ねる東京で最も長い商店街です。また、全国で300以上あるといわれる「〇〇銀座」という地名の元祖だといわれています。
東京シティ競馬の愛称で親しまれる
「大井競馬場」
東京都内の老舗人気競馬場で、競馬好きたちの聖地になっています。時期によってはイルミネーションやグルメイベントなどを楽しむことができ、多くの人が訪れています。